
一度観たら忘れられない。片山慎三監督作品にある「人間の欲」とは。
一度観たら忘れられない映画。片山慎三監督の作品もそのうちのひとつだ。ポン・ジュノ監督の『TOKYO!』や『母なる証明』で助監督を務め、2019年に監督した自主制作映画『岬の兄妹』が第29回日本映画批評家大賞 新人監督賞などを受賞。その後も、柳楽優弥主演のドラマシリーズ『ガンニバル』がDisney+のスターで世界配信され、先の読めない展開や容赦ないバイオレンス描写が話題となった。11月29日には、成田凌、中村映里子、森田剛らが出演の映画『雨の中の慾情』が公開される。 今回は、片山監督作品の中から、『岬の兄妹』と『さがす』を紹介したい。 2作品に共通するのは人間の「欲」だ。金や性、己の欲求に執着する人間の有様を、生々しく描く両作品だが、一言で「愚かさ」や「汚さ」という言葉だけでは括ることは決してできない。
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- 作成日時:
- 2024/11/29 19:01
岬の兄妹
- 制作年:
- 2018年

ネタバレこの感想にはネタバレを含みます
さがす
- 制作年:
- 2022年

ネタバレこの感想にはネタバレを含みます