
泣けるハリウッド大作3選!
ハリウッドのエンタメ大作だからといって、ボーっと観てるといつのまにか涙腺がゆるんでしまった、グッとくる映画3本をご紹介。(クリス・パイン主演作が2本入っていますが、偶然です!) 編集担当:Koji
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- 作成日時:
- 2024/06/24 10:16
- 更新日時:
- 2024/07/20 15:57
ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り
- 制作年:
- 2023年

魔法とモンスターが存在する異世界モノで、主人公たちは盗賊・戦士・へなちょこ魔法使いなどなど良いキャラ勢揃いの大作です! コメディ寄りのセリフの応酬、機転と工夫を凝らした作戦、そして脱出劇…とテンポの良い場面の連続で飽きさせないばかりか、クライマックスの戦いの果てに、温かい涙を流すことになるとは…。 振り返ってみると冒頭から登場するクリス・パインとミシェル・ロドリゲスのバディがこの映画の根幹だったことに気づき、途中では他のキャラたちがお祭り騒ぎのように入り乱れるにも関わらず、一本筋が通った作品として満足感があります! 特にビジュアルもハマっていて、愛情深い戦士を演じたミシェル・ロドリゲスには助演賞を差し上げたいくらい! あと、最近の「活きがいいヒュー・グラント」が好きな人にもおススメです。
クワイエット・プレイス
- 制作年:
- 2018年

最新作「クワイエット・プレイス:DAY 1」が劇場公開を控える、シリーズ第1作。 音を出すと“何か”に殺される荒廃した世界を舞台に、ある家族のサバイバルを描く緊張しっぱなしの映画です。 (主演の)エミリー・ブラントとジョン・クラシンスキー、実生活でのパートナー同士が夫婦を演じ、監督は旦那のジョン・クラシンスキー、それでホラーですって??と、本国公開前の映画情報を知った時には「ほぉ俳優兼監督が小規模で作った映画かいな」と期待していなかったのが、全米公開初週で特大ヒット!!オリジナルホラー映画の歴代記録に迫る結果に……とBOX OFFICE好きとしては、「こ、この傾向は絶対おもろいやつや……」と勝手にふるえておりました。 本作を実際に観てみると「音」を出さず、文字通り静かに暮らす家族の生活を、不穏な音楽で包み込み……もう緊張感がつづくつづく。 「あ、滝の裏だと会話しててもいいのね」とか、「もうやだいい加減大声出したい!」って奴が出てきたりと、この世界なりの特性に納得しつつ、でも基本的には緊張しっぱなしでアッという間の90分でした。 わかっちゃいたけど、家族を救うためには犠牲が伴うであろうシーンには不覚にも嗚咽しつつ……ただ、それだけでは終わらないのがこの映画。エミリー・ブラントが旦那である監督から結末を聞いた時に「イェエエエス!」とテンションぶちあがったというクライマックスは見ものです!
スター・トレック
- 制作年:
- 2009年

「スター・トレック」には正直詳しくない自分でしたが、監督J・J・エイブラムス(海外ドラマ「エイリアス」「LOST」などのJ・Jファン)だったので鑑賞しました。 この映画の白眉は、冒頭の10分で泣かせにくることですね、ええ。まぁ、まんまと泣かされましたけどね! 「マッドマックス:フュリオサ」のディメンタス将軍で劇場を賑わせているクリス・ヘムズワースが、まさにマーベルの「ソー」に抜擢される直前、この映画の冒頭でグッと涙腺わしづかみにしてきました。 たとえスター・トレックに詳しくなくても、この冒頭10分を見たら、主人公達の行く末が気になるってものです。 のちにスター・ウォーズでもリブートの1発目を任せられるJ・J・エイブラムスですが、やっぱりこの映画でも魅力的なキャラクターをテンポ良く見せるのがうまく、J・Jファンとしても満足した映画でした。 ちなみに「J・J・エイブラムスの映画、ハレーションいれすぎ問題」については、別の記事で触れようと思います。(わかる人、きっといるはず!)